グローバル教育展開オフィス
齊藤 智(さいとう さとる)教授
認知心理学:作動記憶、認知制御、言語、意味認知
記憶の機能とそのメカニズムを探ることで人間を理解しようとしています。思考や行動の型を支える安定した記憶(言語知識、意味記憶)、その型を打ち破るための柔軟な記憶(エピソード記憶、ワーキングメモリ)について、様々な実験心理学の手法を用いて、(1)環境に存在する規則性の学習・運用、(2)環境や状況の変化に応じた心的過程の制御と適応、(3)社会文脈におけるそれらの動態の観点から研究しています。
PARK Joonha(パク ジュナ)准教授
社会文化心理学
外集団や社会の様々な現象(人間性、環境問題、社会の変化など)に対して人々が持っている信念や視点が、彼らの意思決定や社会的行動、幸福感などに及ぼす影響について、実験や調査によって研究しています。最近注目している社会現象は、(1)集団間非人間化、(2)多文化社会における相互理解と適応、(3)気候不安とエコフレンドリーな行動、(4)社会的不平等・不確実性などです。様々な現象に対する理解や行動は部分的には文化的価値観によるので、これらの問いについて海外の研究チームと国際共同研究を行っています。
個人ホームページ: joonhapark.com
岩渕 和祥(いわぶち かずあき)講師
比較教育学: 教育の国際化、教育移転
主な関心は、教育プログラムの移転です。あるプログラムが別の国で実施されるときには、その国の制度・文化・環境などの諸条件のもと、その様相が全く変化することがあります。こうした変化は食べ物などでよく観察されるところです。先日インドネシアに出張した際には抹茶のソースがかかったチキンカツを発見しました。そうした予想外の変化を引き起こす要因や変化の帰結に興味を持っています。国際バカロレアの導入などの事例から、中央省庁、教育委員会、学校現場の異なるレベルで起こる変化、国によるその変化の違いを分析しています。
張 潔麗(ちょう けつれい)助教
比較教育学、高等教育学、高等職業教育
高等職業教育及びそれを主として提供する教育機関の展開の影響要因を研究している。近年、高等教育システムにおける職業教育及びその提供機関の拡大傾向がみられるなかで、そこに関わっている諸関連アクターの存在及びそれらによる働きかけの方向性の解明に関心を持っている。中国を対象としてきた研究をもとに、東アジア地域の高等職業教育の展開メカニズムとともに、各国の「高等教育観」や「職業観」に関する国際比較可能性を検討している。

