教育学部のアドミッション・ポリシー

本学部は、教育と人間に関わる多様な事象を対象とした諸科学を学ぶことにより、心、人間、社会についての専門的識見を養成し、さらに広い視野と異質なものへの理解、多面的・総合的な思考力と批判的判断力を形成し、責任感と高い倫理性をもって人間らしさを擁護し促進する態度を啓培することで、多様な人々との協働によって地球社会の調和ある共存に貢献できる人材の育成を目的としています。

本学部は、以上の目的を理解し、本学部での学修を希望する者に対して、1)総合的な基礎学力、2)人間と社会についての深い関心と洞察力、3)柔軟な思考とゆたかな創造力をもち、大学教育を通して、人間と社会、教育や心理についての関心を深め、論理的・批判的思考力、問題解決力とコミュニケーション能力を身に付けることができる学生を求めています。

一般入試では、それらを大学入試センター試験及び「文系」型又は「理系」型の個別学力検査により評価します。「文系」型では、入学後の学習の基盤となる、地理歴史と数学、国語、ならびに外国語の4教科に対して個別学力試験を実施しています。論理的思考力を支える国語と専門教育において必要となる外国語の比重が大きいことが特徴です。「理系」型では、理系教科を重視し、文系用数学に代えて、理系用数学を、また、「文系」型における地理歴史に代えて理科に関して個別学力試験を実施しています。

また、いったん他学問分野での専門教育を受け、あるいはさらに社会経験を積んだ本学部以外の大学卒業者で、再度、教育諸学における専門教育の勉学を志す者に対しては、学士入学(第3年次編入学)の選抜試験により、上記1)〜3)について評価します。

さらに、特色入試においては、上記1)〜3)に加え、(1)教科及び総合的な学習の時間などにおいて、学習を深め、探究活動を行い、卓越した学力を身に付けていること、あるいは、学校内外の活動で豊かな経験を積み、熟達を通して、深い洞察力を得ていること、(2)将来、主体的に社会に貢献する志をもっていることを、提出書類、課題と口頭試問に基づく選考、大学入試センター試験により評価します。

教育学部のカリキュラム・ポリシー

本学部では、ディプロマ・ポリシーに掲げる目標を達成するために、基礎教育を土台として、専門的分化を図り、幅広い視野を得ることが可能となるよう、1学科(教育科学科)・3系(現代教育基礎学、教育心理学、相関教育システム論)の多様かつ調和のとれた教育体系のもと、一般教育と専門教育を有機的に関連させながら、高度で幅広い教育を実施しています。

本学部の教育体制の主な特徴は、1)各自が学習を進めながら、将来を見据え最も適した道を探して、3年次に専門分野(系)への分属を選択させること、2)理論を実践に展開するための実習やフィールドワークを特に重視していること、3)教員2名による徹底した卒業論文指導を行うことにあります。

教育課程としては、全学共通科目の基礎の上に、専門分野の導入、基礎、発展、応用に至るよう段階的に科目を設定しています。主に1、2年次は、3年次の専門分野(系)への分属時に必要とされる基礎的な知識とスキル及び専門分野で必要となる責任感と倫理観を身に付けるための導入的科目及び基礎的科目を、3年次以降は専門分野に応じた発展的、応用的な科目を配置し、教授・指導しています。このことにより、より質の高い学生として、国内外の各専門分野での指導的な活躍や大学院での更なる研鑽が可能となるよう、次のような方針でカリキュラムを作成しています。 なお、カリキュラム・ポリシーで示す教育課程については、コースツリーやナンバリングを用いてその体系性や構造を明示しています。また、各科目の学修成果は、定期試験、レポート、授業中の小テストや発表などの平常点で評価することとし、その評価方法については、授業内容の詳細とあわせてシラバスにおいて科目ごとに明示しています。

  • 1、2年次においては、一般教養科目、外国語科目などの全学共通科目を主に履修させ、基礎学力、さらに、国際的視野や異文化理解能力、そしてコミュニケーション能力を高めます。特に初年次には、今後の各自の学習を円滑に進めることができるよう、本学部における教育研究の全体像を理解するための「必修科目」やレポート作成や論文作成のために必要な技能を習得することを目的とした「推奨科目」を配置しています。
  • また、すべての専門分野(系)にとって必要不可欠な科目及び3年次における専門分野(系)への分属のための基礎となる科目を1、2年次向けに専門基礎科目として配置しています。特に、専門に関わる外国語も含むコミュニケーション能力やICTスキルを身に付けるための科目を配置しています。そして、専門における基礎となる知識とスキルを、グループワークや討論、実習、フィールドワークなどの能動的な学習をとおして、身に付けさせます。
  • 3年次に進む時に、現代教育基礎学、教育心理学、相関教育システム論の3系のいずれかへの所属を選択させ(系分属)、3、4年次では、所属系において、より専門的な知識を身に付けさせるために、専門的な講義、ゼミナール、講読・実習科目を配置しています。また、学部カリキュラムに大学院授業科目の一部を配置し、より質の高い内容の学習や、将来のキャリアを見据えた学習を可能としています。
  • 4年次では、学生1名に教員2名の指導体制に基づく卒業論文作成を必修としています。その学修成果は、他の系の教員も含む3名の教員による口頭試問によって多角的に評価します。このことにより、自ら探究する力、多面的・総合的な思考力と批判的判断力を養います。

教育学部のディプロマ・ポリシー

本学部は、教育と人間に関わる多様な事象を対象とした諸科学を学ぶことにより、心、人間、社会についての専門的識見を養成し、さらに広い視野と異質なものへの理解、多面的・総合的な思考力と批判的判断力を形成し、責任感と高い倫理性をもって人間らしさを擁護し促進する態度を啓培することで、多様な人々との協働によって地球社会の調和ある共存に貢献できる人材の育成を目的としています。

  1. 本学部の教育目的に沿って設定された授業科目を履修し、所定の数の単位を修得することが、学士試験の合格及び学位授与の必要要件です。単位を修得すべき授業科目の中には、講義、演習、実習、実験、フィールドワーク等が含まれ、所定の単位には卒業論文が含まれます。
  2. 1で示した要件を満たすことを通して、本学部の教育目的で明示されている、心、人間、社会についての専門的識見、広い視野と異質なものへの理解、多面的・総合的な思考力と批判的判断力、人間らしさを擁護し促進する態度が学修成果として獲得されているかどうか、さらにその結果として、新しいニーズや取り組むべき課題を自ら見いだすことで、社会のさまざまな分野において活躍し、多様な人々との協働によって地球社会の調和ある共存に貢献できる人材となっているかどうかが、課程修了の具体的な目安となります。