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コロナ禍において奮闘する先生方のためのオンライン・リレー講座

2020.10.23

  • 一般の皆様へ

京都大学大学院教育学研究科E.FORUMでは、7月から8月にかけて「コロナ禍において奮闘する先生方のためのオンライン・リレー講座」をオンライン(Zoomによる同時配信)で開催しました。第1回(7月5日・日)は、石井英真准教授による「子どもたちの学ぶ権利を保障するとはどういうことか―withコロナの中で―」、第2回(7月19日・日)は、楠見孝教授による「コロナ禍において求められる批判的思考力」、第3回(8月2日・日)は、西見奈子准教授による「コロナ禍における心のケア」、第4回(8月16日・日)は、西岡加名恵教授による「コロナ禍におけるカリキュラム・マネジメント―パフォーマンス評価をどう活かすか―」を配信しました。全4回の研修に、延べ474名の方が申し込んでくださいました。

参加者からは、「コロナ禍における学習では『つながり』が重要(「宛名があることで学び化される」等)であること、『結果として平等に』(手立ては個々に応じて変える)という発想が重要であることを学びました。……第2波に対してどのように備えていくか、少し見通しをもつことができました」、「批判的思考は、教科の授業づくり、教科としての道徳、学級づくり(学習集団づくり)の上でとても重要だと考えております。……[教師や子どもたちがもつ]それぞれの観の前提に耳を傾けることの大切さ、そして、そのための視点を学べたことはとても有り難かったです」、「今の状況下、子どもを支援する立場である教員が、頑張りすぎていないか、さらに支援を受ける側にも無理をさせていないか、立ち止まって考えることが大事だと気づきました。言語化カタルシスの誤解について大変興味深く拝聴しました」、「コロナ禍であるが故に、全ての教育のあり方について、見直すきっかけをいただいた。オンラインでのミーティング、研修方法についても勉強になりました」、「グループでの話し合いが充実していてよかったです。それぞれに取り組まれている内容を知ることによって、学びが深まりました。素敵な先生方ばかりでした」といった感想が寄せられました。

講義の様子

講義の様子

講義の様子

講義の様子