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高大連携 高校生向け特別授業「図書館の歴史と多様性」

2020.10.13

  • 一般の皆様へ

 教育学研究科教育社会学講座の図書館情報学研究室では、2020年10月2日に、滋賀県立膳所高等学校の高校生25名に向けて、高大連携特別講義を実施しました。当初は来学して受講してもらう計画でしたが、コロナの感染リスクに鑑みて、遠隔会議システムを用いて、オンライン授業の形態を採りました。
 当日は、図書館の歴史的な変遷や現在進行形の変化について概説し、図書館の多様性を学んでもらいました。あわせて、歴史的な事象をアカデミックに解釈する基本的な視点についても解説して、理解を深めてもらいました。
 授業終了後には、「図書館は知識の継承、知識を得る最後の砦であり、民主主義の象徴ともいえる場所であることを知り、さらによりその目的を果たすため、色々な人々の努力があったと思うと、歴史的にも重要な場所だとイメージが変わりました」、「“知識を共有し、本を通して人と人とを結びつける場”であると改めて知り、本を手に取るからこその発見があるのだと気づいた」といった感想がありました。

特別授業の様子