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第20回リカレント教育講座を開催しました。(2016.08.21)

2016.09.02

  • 大学院受験生・研究者の方へ
  • 一般の皆様へ
  • 在学生・卒業生

教育学研究科附属臨床教育実践研究センターでは、年1回、教育相談活動に携わる専門家(幼・小・中・高校教諭、養護教諭、心理臨床専門家等)を対象に、研修活動の一環として、リカレント教育講座を開催しています。不登校、非行、いじめ、発達障害など、現在の教育現場で大きな問題となっている現象を通じて、子どもの心や教育について深く考えることをねらいとしており、毎年、全国から熱心な教師や臨床心理士等専門家の参加を得ています。

第20回となる今回は「発達障害の理解と対応」を全体テーマとして、平成28年8月21日(日)に開催し、73名が受講されました。午前には、様々な形で「家族への支援と対応」に向き合っておられる臨床心理士・精神科医師・小学校教諭の3名をシンポジストに迎えてシンポジウムを行い、午後には分科会に分かれて事例研究を行いました。

シンポジウムでは、3名のシンポジストがそれぞれ、発達障害の理解と対応について、災害時において発達障害児・者の抱える困難、医療的観点からみた理解、学校現場におけるチーム支援の実際というような、幅広い視点からお話しいただきました。事例研究では、教育現場における個別事例を素材として受講生と講師が活発に意見を交わしました。参加者からは、「学校現場にいるだけでは得られない知見を多く得られました。」「事例を聞く機会が少ないので貴重でした。」などの感想が寄せられ、大変好評でした。「このような場を毎年設けていただき、ありがとうございます。」という声も多くいただいており、来年度以降も本講座を引き続き開催していく予定です。

シンポジウムの様子

シンポジウムの様子