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野童いなか塾(第12回)「童仙房ミュージアム」を開催しました。(2016.08.20)

2016.09.02

教育学研究科では、野殿童仙房生涯学習推進委員会との共催で、8月20日(土)午後、旧野殿童仙房小学校(京都府相楽郡南山城村童仙房)および周辺散策路を会場として、野童いなか塾「童仙房ミュージアム」を開催しました。この催しは、地域内外の住民のみなさんを対象として、自然体験・創作活動に参加してもらう一方で、モンゴル高原の生活展示見学を通して、「童仙房高原」の自然と生活文化への関心を深めること を目的としたものです。参会者は子ども12名、大人14名、計26名(スタッフを含む)でした。

自然体験・創作活動「山野草アートを作ってみよう!」では、京大教育学研究科院生(生涯教育学講座)の吉原南海さんの進行で、旧小学校から徒歩7分の採集地点から持ち帰った山野草を使い、創作活動に取り組みました。NPO法人自然観察指導員京都連絡会のみなさんのアドバイスで、色彩豊かな作品ができあがり、旧小学校の玄関ホールに展示して、相互鑑賞を行いました。

ふりかえりアンケート(回収17名分、項目チェック方式)では、「おもしろかった」15、「ためになった」4、「むずかしかった」4、「やさしかった」4、「またしてみたい」7(複数選択を含む)という回答結果でした。

なお「アート」の台座には、野殿童仙房生涯学習推進委員会の桜井会長の提供による、童仙房区山林の原木丸太の輪切りを使用し、地元の学習資源をさまざまな形で生かす工夫ができました。

また、旧図書室を会場とした「モンゴル高原生活展示」(資料提供:国立民族学博物館「みんぱっく」)では、「見る」だけでなく、「着る」「はく」「かぶる」「におう」「使う」「遊ぶ」「弾く」など、展示品との五感を使った交流を楽しむ活動を取り入れました。参加者のアンケート結果は「アート制作」の場合とほぼ同じでした。

アート制作のためのオリエンテーションの様子

アート制作のためのオリエンテーションの様子

モンゴル高原生活展示の様子

モンゴル高原生活展示の様子