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大学院受験生・
研究者の方へ

臨床教育学コース

教育・人間についてのものの見方を多角的に研究する。例えば、カリキュラム・指導方法・教育評価に関する理論構築。学校教育における実践改善のモデルの構想。教育の制度や実践の歴史的解明。近代の学校教育に限定されない教育の歴史的研究。ヒトの心や脳の発達原理、遺伝的・環境要因など、発達支援に資する実証的研究。就学前・乳幼児期・胎児期まで視野に入れた人間発達のモデルの構想。実践やフィールドの具体的問題の哲学的な解明。国際フィールドを視野に入れた思想研究。教育及び教育学を反省的に捉え、芸術・宗教・習俗など文化諸領域を視野に入れた教育現象の解明など

教員紹介

齋藤 直子(さいとう なおこ)教授

教育人間学:アメリカの教育哲学

プラグマティズムとアメリカ超越主義を中心としたアメリカ哲学の現代的意義を、「翻訳としての哲学」および「生き方としての民主主義」という観点から再評価し、たゆみなき自己と文化の完成を目指す「おとなの教育としての哲学」を提言することが研究課題である。国際プロジェクト「翻訳としての哲学と他文化理解:双方向的国際化に向けた哲学と教育の学際研究」を通じて、欧米の哲学者、教育哲学者との国際交流をフィールドに活動している。著書The Gleam of Light: Moral Perfectionism and Education in Dewey and Emerson( 2005)『;〈内なる光〉と教育-プラグマティズムの再構築』(2009年)。共編著(with Paul Standish)Stanley Cavell and the Education of Grownups( 2012);Education and the Kyoto School of Philosophy: Pedagogy for Human Transformation (2012)。訳書スタンリー・カベル著『センス・オブ・ウォールデン』(2005年)、ポール・スタンディッシュ著『自己を超えて:ウィトゲンシュタイン、ハイデガー、レヴィナスと言語の限界』(2012年)

RAPPLEYE, Jeremy(ラプリー ジェルミ)准教授

教育人間学:比較教育、教育社会学、教育哲学

世界の教育学研究は、西洋(とくにアメリカ、イギリス、ドイツ)の「進んだ」研究パラダイムにほとんど支配されていると言ってよい。 こうした中で、新たなパラダイムを提案していくためには、西洋とは異なる伝統、歴史下での事例を見つけ出し、考究し、そして、その事例と対話をすることが必要である。その際、哲学的、社会学的、教育学的側面を個別に考慮するのではなく、それらを統一的に理解することが欠かせない。私はとくに、西洋とは異なる伝統、歴史下(とくに日本)で発展してきた理論・事例を研究している。また、それらの理論・事例を、別の国に適用することの可能性と限界についても考察している。最近の代表的な学術論文は、次のとおりである。「輸入した時間を生きる-時間、自己、ニヒリズム、学校教育」(Comparative Education、2016年掲載、小松光との共著)、「PISAパラドックス-PISAスコアの国間差を説明する新しい理論」(Comparative Education Review、2017年掲載予定、小松光との共著)、「日本の教育を再考する」(Oxford Studies in Comparative Education、2011年出版、David Blake Willisとの共著)