京都大学 大学院教育学研究科 教育学部

　教育学研究科では、平成29年1月24日、14時15分から教育学研究科本館２階中央実験室にてイスタンブール大学のCansın Özgör（カンスィン オズゴール）氏による講演会を開催しました。

　Özgör氏は時間知覚やメタ認知について事象関連電位等を指標とした研究を展開されており、今回はCoherences of EEG during time perception（時間知覚にかかわる脳波の同期性）の観点から、既知感（Feel of knowing）との関連性において、最新の研究成果について講演していただきました。講演に続いては、スカラー・タイミング理論の観点から、時間知覚に影響する概日リズムおよび認知負荷の影響について、参加者との活発な議論が行われました。

講義を行うCansın Özgör氏