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教育学研究科ミニシンポジウム「広報学と公共性における戦前/戦後の連続と断絶」を開催します。(2017.03.27)

2017.02.15

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  京都大学教育学部で講義されている「メディア文化学概論」は以前は「広報学」と呼ばれていた社会教育学の科目である。旧帝国大学の教育学部はGHQの指令で日本の教育を民主化するため、1949年に文学部哲学科教育学研究室から「二階級特進」して学部化された。その際、民主主義に不可欠な要素としてパブリック・リレーションズ(広報)の科目が置かれたわけである。
 この度、河炅珍氏の博士論文『パブリック・リレーションズの歴史社会学:アメリカと日本における<企業自我>の構築』(岩波書店)が上梓されたことを機に、戦前と戦後における広報学と公共性の連続性と断絶性を再検討したい。日本における「弘報≒広報」概念の起点となった満洲国の放送メディア研究で博士論文『満洲電電株式会社:そのメディア史的研究』(創元社)をまとめた白戸健一郎氏から内容紹介と論点の提示を行ってもらい、著者との質疑応答に続いて、会場の参加者も含めて全体討議を行う。

 

 

 

日時

2017年3月27日(月)14~17時

場所 京都大学教育学部第一会議室
対象 研究者・院生・学生および一般
参加費 無料
申込 参加自由
司会・
趣旨説明
佐藤卓己(京都大学教授)
報告者 白戸健一郎(筑波大学助教)
応答者 河炅珍(東京大学情報学環助教)
問合せ先 佐藤卓己 教授
メール:sato.takumi.5e[at]kyoto-u.ac.jp ※[at] を@に変更してください