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なつかしさ心理学セミナー・講演会を開催しました。(2016.08.18)

2016.10.07

教育学研究科では、なつかしさ心理学セミナーとして,平成28年8月18日、13時半から教育学研究科本館2階216号室にてMike Kerstenさんの講演会を開催しました。

講演者のMike Kerstenさんは,Texas Christian University心理学部博士課程の大学院生で,日本学術振興会サマープログラムfellowとして,2ヶ月間京大に滞在し,なつかしさの日米比較の実験的研究を進めてきました。

今回の講演では,Mikeさんが米国で進めてきた9つの研究についてお話頂きました。具体的には,なつかしさを引き起こすウェブサイトが幸福観に及ぼす効果,なつかしさが身体的活動やポジティブな健康態度に及ぼす効果,痛みの低減に及ぼす効果とその日米比較などについて紹介しました。さらに,なつかしさが心理・社会・身体的苦痛を緩和する役割に焦点をあてて,その応用可能性について論じました。講演後には、なつかしさを喚起する手法,文化差,加齢などに関して,討論を行いました。参加者は,学内だけでなく,筑波,東京からも参加があり,活発な討論が行われました。

講義を行うMike Kerstenさん1

講義を行うMike Kerstenさん1

講義を行うMike Kerstenさん2

講義を行うMike Kerstenさん2