京都大学 大学院教育学研究科 教育学部

教育学研究科教育認知心理学講座では，学生，院生，教員，一般の方を対象に，2015年7月6日（月）　13:00～16:00　本館2階中央実験室にて　Nam Kichun（ナム　キチュン）教授講演会を開催しました。

Nam 教授は，現在，韓国認知生物心理学会の会長で，高麗大学校心理学科・認知心理学／言語心理学の研究チームを率いて，言語処理に関する実験心理学的・神経科学的研究を推進しておられます。今回の講演では，韓国語のEojeolというユニットの機能とその特徴について検討された心理学研究をご紹介いただきました。

まず「Lexical and Eojeol ambiguity processing and representation in Korean」と題した講演が行われ，その後，聴講者との質疑応答やディスカッションが行われました。学内外から院生や学生など約20名が参加し盛会のうちに終了しました。参加者からは，「韓国語と日本語の類似性と違いなどについて考察する良い機会となった」などの感想が寄せられました。

ディスカッションにおいて熱心に説明する Nam 教授