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福岡県立京都高等学校「SGH課題研究セミナー」を開催しました。(2015.06.17)

2015.08.24

平成27年6月17日に、教育学研究科・服部憲児准教授が、スーパーグローバルハイスクール(SGH)の福岡県立京都高等学校(福岡県行橋市)において、「SGH課題研究セミナー」の講師を務めました。

これは高大連携の一環としてSGHの支援を行ったもので、同校1年生280名に対して「課題研究の進め方」をテーマで講演をしました。それをふまえて、生徒が5~6名のグループに分かれて、「中学校の問題点」という課題をもとに研究の進め方、思考の深め方について、ワークショップ形式で実際に参加しながら学びました。

参加した生徒からは、以下のような感想が寄せられました。

  • 話を聞くだけではなく、実践したことで理解がとても深まりました。そして、議題について話し合うことにおいて一番大切なのは「なぜ?」ということを追求することなのだと思いました。「なぜ」を追求することで理解を深め、広い視点をもってさまざまな角度から考え、その一人ひとりの考えをみんなが共有することが「話し合うこと」だと学びました。
  • 議論をとことん突き詰めることはとても難しく、またおもしろくもあった。また「それは本当に不合理なのか」「誰が損得をしているのか」といった視点の持ち方や「思考を深めるには知識が必要、知識を深めるには思考が必要」という言葉がとても心に残りました。

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講演の様子

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グループワークの様子