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高大連携 高校生向け特別授業「図書館の歴史と多様性」(2022.11.4)

2022.12.06

  • 学部受験生の方へ
  • 大学院受験生・研究者の方へ
  • 一般の皆様へ
  • 在学生・卒業生

教育学研究科教育社会学講座の図書館情報学研究室では、2022114日に、高大連携特別講義を実施しました。本講座の福井佑介准教授が授業を担当し、滋賀県立膳所高等学校の高校生25名が受講しました。

当日は、中世の「図書館」を題材に、アカデミックな解釈の在り方を解説しました。あわせて、日本の戦後図書館史や、国内外の現在の「図書館」の取り組みを広く扱いながら、「図書館」の実態と解釈の多様性について理解を深めました。

授業終了後には、「図書館を対象にした研究とは一体どんなものなのか見当がつかない状態で講義を受けましたが、講義を受けて図書館というものはただ本を貸し出す機関ではなく、教育や情報を提供する民主主義に基づく機関であると認識が変わりました」、「現代、情報化社会と言われるけれど、それは新しいものではなく、図書館の歴史と連続しているというお話はとても面白かったです」、「図書館とは本が置いてある建物という意味ではなく、知的財産の保存と公開を目的とする手段であるということを前提に、知の保存という目的が最も大きいのだと気づいた」といった感想がありました。

特別授業の様子