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公開シンポジウム『新しい家族のかたちを考える –家族を問い直す子どもたち-』(2016.03.27)

2016.03.04

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kazoku_2016

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今、「新しい家族のかたち」を求めて模索が続いています。これまでのように、「お父さんとお母さんがいて子どもが育つ」という家族だけが、「家族」なのではありません。離婚によって片方の親と共に暮らす子どもたち。再婚にともなって新しいお父さんやお母さんといっしょに暮らす子どもたち。そうした中、どのような家族の関わりが「子どもたちにとって」最善であるのか、私たちは真剣に考える必要に迫られています。

離婚によって我が子といっしょに住めなくなった親(父親または母親)もいます。離婚しても親であることには変わりありません。一緒に子育てに関わりたいと「面会交流」を望む声も増えてきました。しかし離婚した夫婦にとって、これはそう簡単なことではありません。もちろん子どもにとってもきわめて複雑な関係性ですから、大きな葛藤を体験することも多いようです。では一体、子どもたちは、どういう「家族」をもとめているのでしょうか?

「子どもを育てるべき器」としての家族のもつ力が弱まっているとも言われます。では家族が持っている「子どもを育てる力」を高めるために、私たちは何ができるのでしょうか?

京都大学教育学研究科では、教育実践コラボレーション・センターを中心として、京都家庭裁判所とともに、こうした問題に取り組んできました。「理想」の家族を求めても、解決にはなりません。では、「新しい家族」とはどのようなものなのでしょうか?

京都家庭裁判所と教育実践コラボレーション・センターがともに進めてきた試みを紹介しつつ、「新しい家族のかたち」を考えてみたいと思います。

日時 2016年3月27日(日) 10~12時 (受付開始 9:30)
場所 京都大学医学部芝蘭会館 2階稲盛ホール
対象 自由
参加費 無料(事前申し込みは不要です)
開会挨拶  桑原 知子(京都大学大学院教育学研究科 教授)
話題提供

藤田 智(京都家庭裁判所 主任家庭裁判所調査官)

木村 敦子(京都大学大学院法学研究科 准教授)

コメント

西平 直(京都大学大学院教育学研究科 教授)

主催・お問い合わせ先 京都大学教育学研究科 教育実践コラボレーション・センター
〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学教育学研究科
TEL&FAX 075-753-3075
http://collabo.educ.kyoto-u.ac.jp/