京都大学 大学院教育学研究科 教育学部

　教育学研究科では、学生、院生、教員、一般の方を対象に2019年9月27日（金）13:00-14:30　教育学部本館第1会議室にてEsteban M. Wild（エステバン M. ワイルド）先生の講演会を開催しました。

　エステバン先生は、世界文化理事会(World Cultural Council)の理事長をされており、世界文化理事会を通して、40年近くの間、数多くのノーベル賞受賞者を含む、研究者・科学者・教育者・芸術家といった方々との交流を続けながら思索を深めてこられ、また40年以上にわたり瞑想実践を続けながら体験的な理解も深めてこられ、非常に広い見識と深い洞察をお持ちの先生です。今回の講演では、教育の未来のために、科学と哲学を統合して活用することの大切さをご紹介いただきました。

　まず「科学と哲学-意識の進化のための知の統合-　Science and Philosophy: A Synthesis of Wisdom for the Evolution of Consciousness」と題した講演が行われ、その後、聴講者との質疑応答やディスカッションが行われました。学内外から院生や学生など約10名が参加し盛会のうちに終了しました。参加者からは、「幅広い視野から丁寧に説明してくれわかりやすかった」などの感想が寄せられました。

講演するエステバン先生