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「スポーツメディア研究のデザインをめぐって」を開催しました(2018.01.21)

2018.03.25

教育学研究科生涯教育学講座では、2018年1月21日(日)14時から17時15分まで、京都大学教育学部第一会議室でミニ・シンポジウム「スポーツメディア研究のデザインをめぐって」を開催しました。

本イベントは、佐藤彰宣(立命館大学非常勤講師)の『スポーツ雑誌のメディア史―スボール・マガジン社と大衆教養主義』(勉誠出版2017年)が刊行されたことを契機として、研究者、院生・学生、ジャーナリスト、一般を対象にスポーツメディア研究の最新の成果を報告・検討することを目的に開催されました。討論者として「五輪エンブレム問題」からスポーツ史に切り込んだ『オリンピック・デザイン・マーケティング―エンブレム問題からオープンデザインヘ』(河出書房新社2017年)の著作がある加島卓(東海大学文学部広報メディア学科准教授)を迎えてパネル討議をした。

冒頭で、佐藤卓己教授が趣旨説明と「スポーツと教養主義」をめぐる論点の整理を行い、福間良明(立命館大学教授)の司会により、スポーツメディアの国際比較や教養と教養の連続・断絶問題など、会場を含めて活発な質疑が行われてました。スポーツメディア研究を発展させる上で重要な視座を得ることができました。

当日は、一般市民のほか、本学や立命館大学の学生院生、出版社編集者や放送局ディレクターなどメディア関係者を含め25名が参加し、盛会のうちに終了しました。

趣旨説明する佐藤卓己教授

パネルディスカッションの様子