京都大学 大学院教育学研究科 教育学部

教育学研究科では、平成28年5月11日、17時から教育学研究科本館2階216号室にてBoucheix教授講演会を開催しました。

本講演会では、学内外の研究者、大学院生およびこの分野に関心のある方を対象に、フランスのディジョン市にあるブルゴーニュ大学の認知心理学と人間工学研究を専門とする教授を招き、最前線の研究を紹介してもらい、議論することを目的として開催されました。Boucheix教授は、新しい学習技術の学習と開発を認知モデル化することを主に目指しているLEAD（Laboratoire d’Etude de l’Apprentissage et du Developpement－Laboratory for the Study of Learning and Development）で研究しています。この講演会では、教授と学習の状況において動的図表の有益な使用方法について焦点をあて心理実験に基づく最新研究成果についてお話いただきました。

また、講演後には、Boucheix教授を囲んで、大学院生や研究者が参加して、研究に関するインフォーマルな意見交換を2時間ほど行いました。参加した院生は、研究に関してコメントをもらったり、質問をしたりしました。

２つの行事を通して、参加者は、認知心理学と人間工学研究に関して多くを学び、刺激を受けました。

講義を行うBoucheix教授1

講義を行うBoucheix教授2