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高大連携事業:高校生を対象とする特別授業を開催しました。(2015.12.05)

2015.12.18

教育学研究科教育認知心理学講座では、平成27年12月5日に滋賀県立膳所高校、2年生6人(男子3人・女子3人)、1年生21人(男子7人、女子14人)、計27名、引率教員2名を迎えて、特別授業を行いました。

当日は、「なつかしさの心理学」というテーマで、心理学の分野と方法、なつかしさの定義、なつかしさ傾向とデジャビュ現象、なつかしさのもつ働きについて、心理学の理論とデータに基づいて解説し、ワークシートに回答してもらいました。最後に、大学では心理学をどのように学ぶかを説明しました。その後、4班に分かれて、大学院生が心理学実験室を案内し、眼球運動測定、脳画像計測、小集団実験などの説明をしました。

参加者からは,講義については、夢とデジャビュの関連、回想療法の適用範囲などについて、実験室見学では、NIRS(近赤外分光分析法)の仕組みや2台用いた実験方法などについて、多くの活発な質問が寄せられました。

また、アンケートでは、心理学がどういうものか具体的にわかった、心理学はカウンセリングのイメージが強かったが、予想以上に私たちの生活に関わっていることを知った、人の感情について実験をするときは条件をそろえるのが大変だと感じた、心理学と高校での学習との結びつき、さらに、心理学を学んだ後の就職のことを知ることができたなど、心理学に関する興味や理解が深まったという感想が寄せられました。

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特別講義に参加している高校生