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令和8年度膳所高等学校生徒向け公開講座(前期)総合・人間科学Aコ-ス『多様性を理解するための個人差の心理学』(2026.5.1)

2026.07.10

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 教育学研究科 教育認知心理学講座では,高橋雄介准教授が,202651日(金)5限の時間に,本学吉田キャンパス内において,滋賀県立膳所高等学校の生徒を対象とした特別授業を実施しました。この特別授業は,令和8年度膳所高等学校生徒向け公開講座(前期)「総合・人間科学Aコース」第3回講義として,文部科学省指定「スーパーサイエンスハイスクール事業」の一環で行われたものです。

 当日は,「多様性を理解するための個人差の教育心理学」と題し,人間社会の多様性を理解するための学問のひとつの例として,パーソナリティ特性をはじめとする個人差変数の心理学について説明を行いました。心理学において性格がどのように定量的に測定されるのか,性格が健康や社会生活とどのように関連するのか,また,性格は年齢とともにどのように変化するのかといった問いを取り上げ,データ科学に基づく基礎研究としての個人差の教育心理学について紹介しました。あわせて,高校での探究活動にもつながる話題として,問いを明確にすること,先行研究を踏まえながらデータに基づいて考えること,研究では失敗や修正を重ねながら考え続けることの大切さについても説明しました。

 参加した生徒さんたちからは,「個人差を研究する心理学があることを新たに知った」「パーソナリティ特性の5次元の構造について興味を持った」「性格は平均的には変化するが,周囲も同じように変化するため,変わったと感じにくいという説明に納得した」「研究において問いや言葉の定義を明確にすることの大切さを実感した」「今回学んだことを今後の探究活動に活かしていきたい」などの感想が寄せられました。

授業当日の様子