京都大学大学院教育学研究科E.FORUMでは、11月28日(土)、学校の先生方、教育委員会関係者、教員志望の学生の方を対象に広島県立広島高等学校学校経営担当主査 小笠原 成章先生による「教育改革の先行事例としてのSGH―― グローバル社会に開かれた、資質・能力ベースの、課題研究」をオンライン(Zoomによる同時配信)で開催、配信しました。174名の方がお申込くださり、120名の方がご参加くださいました。

 本研修の成果を尋ねたアンケートに、教育委員会関係者、現職学校関係者などの参加者からは、「先進的な取組の実際を知ることができたことと、大学生の意見を聞くことができたこと。取り組めば成果が上がることは分かっていても、なかなか前に進んでいかない現実がありますが、今の立場で何をすべきか考えることができた」、「噂にはお聞きしていた広島の実践をお聞きできたこと。また、それを追体験できたこと。なにより、的確な西岡先生のコメントに、その実践の立ち位置をしることができたこと。加えて、大学生とともに学べたこと。新たな気づきが多い講演会でした」、「高校でのグローバルな人材を育てるための取り組みについて、お話が聞けたこと。また、ブレイクアウトで学生さんたちとお話しできたこと」との声が寄せられました。学生の参加者からは、「私自身が通っていた高校が課題研究などの活動とはかなり離れていて、大学受験を中心になっていた学校だったので、SGHのような課題研究型の具体例を、そのカリキュラムの作成過程から知ることができたことが面白いと思った。課題意識からテーマを設定し、毎年カリキュラムを改善して行く流れが非常に参考になったと思う」、「学校全体のカリキュラムマネジメントとして、課題探究活動を軸としながら生徒の資質能力の育成を図っていくという理念やその実践方法について知ることができたということが大きな成果だと思います。その具体的内容として、生徒が課題探究をしていく中でどのように問題をとらえ、研究につなげていくのかという思考プロセスや、研究姿勢に寄与するものという位置づけでの各教科の存在意義というものが確認できたということは非常に良かったです」といった感想が寄せられました。

 素晴らしい講演をご提供くださった小笠原先生に、心より御礼申し上げます。

表題と小笠原先生
登壇者・スタッフ