12月22日、京都大学にて、「環境・防災地域実践活動高校生サミット 高大連携フォーラムin京都大学」と題して、高校生によるポスター発表と高校生・大学生の交流会を実施しました。

本フォーラムは、2011年度から毎年開催していた「出張・瀬戸内海の環境を考える高校生フォーラム」を引き継ぐものです。昨年度までは、海をフィールドとして探究している高校生たちの情報交換の場として開催していました。今年度からは、従来の取り組みに「地域」「防災」等のキーワードが加わり、様々な内容の探究活動について大学生と交流をおこなうことで、今後の探究活動につなげる場となりました。当日は高校生によるポスター発表に加え、大学生との昼食交流会とキャンパス見学をおこないました。高校生53名、大学生55名が参加しました。

ポスター発表では、大学生からの質問に丁寧に答える高校生の姿が印象的でした。大学生からは、実験や結論の妥当性・研究手法に対する質問だけでなく、研究の意義についての質問がありました。高校生にとっては、自身の探究の意義やおもしろさをどう伝えるかを再考する契機となりました。大学生側も、探究的な活動の先駆的な事例を目の当たりにし、今後、高等学校の授業において求められる探究的な活動に関する示唆を得ることができました。

参加した高校生・大学生から寄せられたコメントの一部を紹介します。

○高校生

・今日は素晴らしい研究発表をたくさん見ることができ、とても良い経験になりました。一番驚いたことは、質問の質とそれに対しての適応力です。見る側と発表する側でしっかりと意見を出しあって内容を深め、新たな次の課題がどんどん出てくる様子はとても凄いなと思いました。

・言葉の定義をわかりやすくのせる等の大学生のアドバイスも取り入れて、来年の研究を頑張りたい。大学生は優しく、おもしろくて、自分のやりたい研究をたのしんでやっているようだった。自分も見習いたいと思った。

○大学生

・非常に質の高い発表が多く、大学生である自分たちが聴いても興味深く感じました。研究としてもテーマを見つけて探究する方向性がうまく定まっていて、これからさらに研究のスキルが身に付いていくと楽しみだと思いました。こういった研究を進めていく高校生たちを支援していく先生方がどのようにしてこられたのか、関心を持ちました。

・ポスター発表のしゃべりがすごくしっかりしていておどろきました。質問に対しても的確な返しがあり、純粋に発表内容を楽しむことができました。このような高校生の研究は先生のアドバイスに従って動くことが多いのかなと思っていたのですが、とても主体的に参加している姿勢が伝わってきました。

当日の会場設営や運営については、兵庫県立尼崎小田高等学校の生徒の皆さんと先生方を中心に担当していただきました。素晴らしい発表をしてくださった高校生の皆さん、各校の先生方、積極的に参加してくださった大学生の皆さんに感謝申し上げます。

ポスター発表の様子
ポスター発表の様子
ポスター発表の様子
ポスター発表の様子