教育学研究科 教育実践コラボレーション・センター E.FORUMでは、2017年8月18日(金)・19日(土)に、国際高等教育院棟 講義室他において「全国スクールリーダー育成研修」を開催しました。本研修は、地域の教育改善・教育改革を担うスクールリーダーの育成と力量向上、そして教育研究開発のためのネットワーク作りを目的として、全国の教職員ならびに教育委員会関係者を対象に、2006年度から毎年開催しているものです。当日は、北は北海道から南は鹿児島県まで計146名(1日目131名、2日目104名)の教職員や教育委員会関係者、学生などが参加し、盛会となりました。

 1日目の午前から午後の前半にかけては、2つの分科会(分科会A、B1・B2)に分かれ、講義・ワークショップを行いました。分科会Aは、西岡加名恵教授(教育学研究科)による「カリキュラム設計入門――パフォーマンス課題づくり」、分科会B1は、石井英真准教授(教育学研究科)による「若い教師に伝えたい授業づくりの発想」、そして分科会B2は、服部憲児准教授(教育学研究科)による「カリキュラム・マネジメントとの向き合い方」です。午後の後半は、教育学研究科の稲垣恭子研究科長よりの挨拶に続き、山名淳准教授の進行のもと、シンポジウム「グローバル化時代の市民形成」を行いました。山ノ内裕子教授(関西大学文学部)より「グローバル化と多文化共生」、矢野智司教授(教育学研究科)より「世界市民・地球市民・宇宙市民」、そして、南部広孝教授(教育学研究科)より「国際交流・留学と市民育成」と題して、それぞれご報告をいただきました。フロアからも沢山の質問や意見が寄せられ、グローバル化時代における市民育成の在り方について議論を深めました。

 2日目は、岩井八郎教授(教育学研究科)より「データから読むゼロ年代――縮小する日本らしさ」と題した講演を行いました。午後は、シンポジウム&教科等別分科会「E.FORUMスタンダードの再検討に向けて」を行いました。趣旨説明の後、教科ごとのグループに分かれ、2014年に作成した「E.FORUMスタンダード(第1次案)」の改訂に向けて検討を進めました。

 参加者からは「将来抱えるであろう問題や検討すべき点を普段とは違った視点で考えることができた」、「日々の業務に流される毎日です。その中で自らが教わり学ぶ機会を持つことを通して、改めて『生徒目線』に立ち戻れることが本当に貴重なことだと思います」、「日頃、自分一人で教材研究をしているので今回の研修でいろいろな先生と協働で課題を考えることは素直に楽しいと思えました」、「熱い思いを持った先生方と出会い、話をすることで大いなる刺激と明日からの活力をいただけた」といった感想が寄せられました。

自己紹介をしあう参加者の皆さん
自己紹介をしあう参加者の皆さん
分科会Aの様子01
分科会Aの様子01
分科会Aの様子02
分科会Aの様子02
講義する石井英真准教授(分科会B1)
講義する石井英真准教授(分科会B1)
講義する服部憲児准教授(分科会B2)
講義する服部憲児准教授(分科会B2)
挨拶する稲垣恭子研究科長
挨拶する稲垣恭子研究科長
シンポジウム登壇者の先生方(左より山名准教授・山ノ内教授・南部教授・矢野教授)
シンポジウム登壇者の先生方(左より
山名准教授・山ノ内教授・南部教授・矢野教授)
シンポジウムの様子
シンポジウムの様子
講演する岩井八郎教授
講演する岩井八郎教授
趣旨説明をする西岡加名恵教授
趣旨説明をする西岡加名恵教授
教科等別分科会の様子01
教科等別分科会の様子01
教科等別分科会の様子02
教科等別分科会の様子02