鳴門教育大学附属中学校で作成された「本質的な問い」「永続的理解」「パフォーマンス課題」

(公開研究会: 200766日)
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本質的な問い

永続的理解

パフォーマンス課題

国語2007年度

2年生

北原一世教諭

「言葉を豊かに」−身体語を含んだ慣用句の意味を理解し、慣用句用例集をつくろう

生活の場面で慣用句を使えるようにするためにはどうすればいいのか。

生活の場面で慣用句を使えるようにするためには、慣用句それぞれの意味・用法の違いを考えることを通して、慣用句の生きた用法を身につける。

あなたは、図書委員会から図書室をさらに活気のあるものにするため、図書以外の言葉に関するパンフレットを作成してほしいとの依頼を受けました。そこで、使い方が難解である『慣用句』について、その使い方について紹介する「慣用句用例集」を作成することにしました。私たちは普段から『慣用句』を自然に身に付け、会話や文章の中で使ってきていますが、本当にそれが正しい『慣用句』なのか疑問を持ったことがあるかも知れません。そこで、図書室にやってくる附中生が、より『慣用句』に興味を持ち、その微妙な使い分けが理解できる用例集にしたいと考えております。

社会2007年度

1年生

立岩一彰教諭

「古代国家の成立」

政治のしくみの変化は、どうして起こるのか?

既存の政治体制では解決できない課題(外国の圧力や内政の混乱を起因とする)が顕著になり、それを克服するべく新しい対応策がとられることによって政治のしくみは変化していく。

あなたは、政治家を目指して国会議員に立候補する決意をしました。仲のよい友人も一緒です。政治家になるためには、どういう政策を実行するのかを選挙でアピールするために「マニフェスト」を作らなければなりません。二人は、政治家になる第一歩として「マニフェスト」作りを勉強することにしました。友人から、「まず、日本の歴史上の優秀な政治家にも『マニフェスト』があったはずだ。彼らが日本をどのような国にしたかったのか考えていこう」という提案がありました。あなたと友人がまず選んだ人物が「聖徳太子」です。聖徳太子が登場した飛鳥時代についての「当時の国内政治の様子」「中国や朝鮮半島の状況」等の資料は揃っています。「マニフェスト」には、当時の日本を巡る状況とそれに対応する改善策を記す必要があります。日本がより良くなくために聖徳太子が考えたであろう「マニフェスト」を作成してみましょう。

数学2007年度

3年生

北田雅哉教諭

「的のデザインを工夫しよう」

なぜ文字式を用いて考えるのか。

事象を文字式にすることで簡潔、明瞭にしかも一般的に表現することができる。さらに、抽象的な一の関係に還元して形式的に考察したり、自分の思考過程を相手に的確に伝達したりすることができる。

あなたのクラスでは、文化祭の模擬店で的あてゲームをすることになり、下の図のようなデザインの的が提案されました。

 しかし、単純で工夫がなさそうということから、的のデザインを考え直そうということになり、あなたは的のデザイン担当者になりました。

 そして、クラスから以下のことが要望として出されました。

    160pの正方形の中に同じ大きさの円が敷き詰められたようなデザインである。

・ 円はすべて接している。(重ならない)

 クラスの要望をうけたデザインであたりになる割合にどのような違いがあるのかということを数学的に説明してみましょう。

     


理科2007年度

3年生

東條直人教諭

「検証 スケボーレース!!」

エネルギーとはいったいどのようなものだろうか。

物体にはたらく力と運動の間には規則性があり、この運動とエネルギーの関係から考えてエネルギーにはいろいろな種類があり、それらは移り変わることが可能であるが、その総量については変化しない。

 あなたは今友人たちとスノーボードで遊んでいます。AチームとBチームに分かれて1人ずつ対戦するレースを行い、それぞれのタイムのトータルで勝負することになりました。最初に同じ坂道を滑って勢いをつけてから、後は自由にコースを取るようなレースをすることにしました。相手チームは最初の坂道が終わった後はできるだけアップダウンせずに最短距離でゴールすることを考えているようです。それに対してあなたはうまく坂道を利用することを考えました。エネルギーの移り変わり、力と運動の関係から、あなたのチームができるだけ大差をつけて勝つためのコース取りの条件を考え、チームメイトに説明しましょう。

音楽2007年度

1年生

森本祥子教諭

「あなたものだめカンタービレ」

 楽曲の雰囲気や曲想(どんな感じ)は、どういったことから生まれるのだろうか。

 音楽の構成要素や表現要素の働きによって、楽曲の雰囲気や曲想は生み出される。

「楽しく読むうちに音楽が学べてしまう。そして音楽に興味を持っていなかった人もその音楽を聴いてみたくなる」そんな名曲ガイドを作ることになりました。楽曲を鑑賞し、楽器の音色やリズム、旋律、音と音の関わり、速度や強弱などを聴き取り、音楽の情景が伝わるような名曲ガイドを作ってみましょう。

美術2007年度

2年生

宮越千佳教諭

「わたしのミニ美術館へようこそ」

 美術作品を観るときには、どのように感じ取ったり、読み取ったりしていくのか。

 美術作品を観るときには、その作者の心情や意図、形や色などの造形的な工夫などの表現について理解や見方を深めることとともに、作品に対して自分の価値観をもって作品のよさや美しさを感じ取っていくことが大切である。

 あなたは、美術館の学芸員です。美術作品の展覧会を企画して、そのリーフレットをつくることになりました。美術作品などが十分楽しめるような展覧会のテーマを設定して、そのテーマにそった作品を3点選びましょう。そして、作者の心情や意図、表現の工夫、作品の内容や雰囲気などを盛り込んで作品のよさが伝わるようなリーフレットをつくってみましょう。

保健体育2007年度

2年生

木村和幸教諭

「わたしの作戦で優勝するぞ!!」

 球技を通して自分の長所を見つけるにはどうすればよいか。

 課題解決をするには自分の長所を知ることが大切である。自分の長所を見つけるには、ゲームで自分のできることを考えたことを行動に移すことが大切である。

 君は今バスケットボールのチームの監督です。試合の中で、戦術を立てチームを勝利に導かねばなりません。君のたてた作戦が、チームの勝利を決するのです。

チームには、長所がありそれをどのように使うかが、あなたの監督としての腕の見せ所です。チームに自分の戦い方を伝え、チームの勝利を目指しましょう。

チームの長所は得点の高い選手がいるということです。あなたが考えるべきことは、その選手をどこに配置するか。また、その選手にどのような指示を与えるか、この2つです。

あなたが考えた作戦で勝利を目指しましょう。

技術・家庭(技術分野)2007年度

2年生

岩山敦志教諭

「大丈夫ですか?あなたの家の電化製品」

 私たちの生活している中には多くの家庭電気製品がある。それらが安全に使用されるためにどのような工夫があるのだろうか。また、保守点検を行う際どのようなことに気をつけて行えばよいのだろうか。

 電化製品の中で、安全な暮らしを目指すためになされている工夫を知り、自分が製作していく上で安全性を高めるため工夫しなければならないことを理解する。

 

 家の中にある電化製品を、安全面に気をつけずに無意識に使っている場面をよく見かけます。そのことが影響して、トラッキング火災や感電などコンセント周りの事故もよく起こっています。そこで、ほとんどの電化製品についている電源プラグや電源コードの製作について、小さな子どもからお年寄りまで、家族の誰もが無意識のうちに安全面に配慮できるような工夫をしましょう。

技術・家庭(家庭分野)2007年度

1年生

元木康代教諭

「あなたもわたしもそうじし隊」

 健康で心地よく住まうためにはどうすればよいのか。

 健康で心地よく住まうためには室内を安全で衛生的な状態にすることが大切である。そして、室内環境を整えることの必要性に気づくとともに、衛生的な室内の整備については、汚れに応じた清掃と手入れの方法を理解し、用具や溶剤を安全で適切に取り扱いながら実践できることである。

 「附中クリーン大作戦」が行われます。整美委員会から掃除の仕方を書いたリーフレットを作るよう依頼されました。学校の汚れている箇所を調べ、その汚れに応じた安全で環境にやさしい掃除の仕方を工夫し、リーフレットを作りましょう。

英語2007年度

3年生

森宏子教諭

「目指せ、トラベルプランナー」

 自分の伝えたいことを相手に分かりやすく、興味深く伝えるにはどうすればいいか。

 自分の言いたいことを伝えるためには、自分の経験などを盛り込むことにより、具体的になり、相手にわかりやすく伝わる。また、自分の経験を視覚的に訴える資料を提示することも有効である。

 森先生から、「夏休みに1週間の休暇があり、旅行を計画していますが、どこかおすすめの場所はありますか。」と尋ねられました。そこで、あなたのおすすめの場所を1分間CMにまとめることにしました。自分の見聞きしたことや、旅の経験などを生かしたり、質問の投げかけや視覚的資料を活用したりして、聞き手が興味を持つようなCMをつくってみましょう。

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