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京都大学大学院教育学研究科・北京師範大学教育学院
日中教育学系合同シンポジウム2007
第6回京都大学大学院教育学研究科国際シンポジウム
2007年11月6日〜7日にかけて、「日中教育学系合同シンポジウム2007」が開催されました。昨年6月に結ばれた学術交流協定を記念して北京師範大学教育学院にて開催された合同シンポジウムに引き続き、本年は京都大学で開催されました。
今回の訪日団は、顧定倩教育学院副院長を団長とし、教員5人、院生6人を含む計11人でした。6日の全体会は「日中の教育課題と教育学研究」がテーマで、両機関の教員教育学研究科と教育学院から2人ずつの教員が登壇しました。 教育人間学、日本近世教育史学、教育経済学、教育管理学という異なるアプローチによって、現代日中の教育における重要課題が明確化され、それを乗り越えるための示唆が提起されました。各々の発表後の活発な質問は、日中両国の現状を踏まえた教育理解を深め、共通課題 への取り組みの可能性を示すものとなりました。
7日の教員分科会は「現代日中の特別支援教育」「現代日中の大学生を考える」の二つが実施されました。前者では、中国の聴覚障害児の教育を中心とする特殊教育の現状と教員養成、日本の障害児教育の流れを受けた発達早期における保育現場での特別支援教育の取り組み経 緯についての報告が行われ、それにかかわる質疑応答や意見交換がなされました。後者では、日本の大学生の学びと人生形成、中国の大学 院博士課程の教育実態、および大学生のキャリア教育の問題などが報告され、高等教育研究の観点から、活発な討議が行われました。
また7日に終日行われた院生分科会は、日中院生が7月から相互に連絡を取り合い、学内実行委員会を組織して、企画準備を進めてきたものです。当日は、二つの会場(日本語・中国語での発表と英語での討議、および英語のみで発表・討議)に分かれ、異文化間コミュニケーションの難しさに四苦八苦しながらも、真剣な報告と熱心な質疑、活発な討議を展開しました。報告者のみならず、院生・学生ボランティ アの人たちも、裏方や司会として運営や進行を支えました。院生分科会の実施は、2006年6月の北京での分科会に続いて2度目であり、今回 のシンポジウムの準備にあたっては、前回訪中した院生たちも協力しました。また分科会に加えて、日中院生交流会、歓迎会、観光など、 インフォーマルな交流の機会も活用され、内実のともなった日中院生交流となったようです。
(渡邊洋子 准教授)
記念撮影 全体会の様子
教員分科会1 教員分科会2

院生分科会1 院生分科会2
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11月6日(火) 全 体 会 於:芝蘭会館・研修室2
11月7日(水) 教員分科会・院生分科会 於:京大会館
※ 印刷用の案内は、こちらを Click (PDFファイル)してください。
11月5日(月) プレ企画「日中院生交流会」
(
10:00〜13:00, 於:教育学部320室 )
11月6日(火) 「現代日中の教育課題と教育学研究」 (於:芝蘭会館・研修室2)
9:30〜 開会
10:00〜 「教育の起源はどのように今日の教育を規定しているのか
―死者からの贈与と死者への負い目」 矢野 智司 教授・副研究科長
11:00〜 「中国義務教育段階における学校選択現象に関する研究」張 東嬌副教授
14:00〜 「『江戸』の学習文化と日本の教育」 辻本 雅史 教授
15:00〜 「中国の社会変遷と教育問題」 曾 暁東 副教授
16:00〜 日中参加教員・院生紹介
司会: 鈴木 晶子 教授 ・ 曾 暁東 副教授・副院長
11月7日(水) (於:京大会館)
教員分科会@ 「現代日中の特別支援教育」 10:00〜12:00 (103室)
「中国の特別支援教育―聴覚障害児教育を中心に―」顧 定倩 副教授・副院長
「日本の発達早期における『特別支援教育』の現状と課題―保育所・幼稚園への
保育カウンセラー派遣の意義を探る―」 遠藤 利彦 准教授
教員分科会A 「現代日中の大学生を考える」 10:00〜12:00 (213室)
「現代大学生の学びと人間形成」 溝上 慎一 准教授
「中国における大学院教育
―博士後期課程大学院生調査に基づいて―」 姜 星海 専任講師
「北京師範大学教育学院大学院生の職業生涯の企画現状と教育対策に
関する研究」 袁 慧 助教
院生分科会@ 9:00〜12:15, 14:00〜15:30 (SR室)
「Urban and Rural Parent's Expectations of Kindergartes」 胡 彩云
「日本の初等教育における道徳教育に関する一考察」 李 霞
「A Study on the Antecendents of Organizational Commitment
among the
Chinese Middle School Teachers」 宋 愛江
「日本植民地教育への考察から考える教育の課題」 山本 和行
「Cai Yuanpei's Idea of Universities and His Eeperience
of Learning in
Germany」 Lou Aofei
「『コモンスペース』をめぐる学びの一考察
―『ひがしまち街角広場』の実践から」 児玉 華奈
院生分科会A 9:00〜12:15, 14:00〜15:30 (102室)
「日本における言語マイノリティにたいする教育」 齋藤 桂
「学力調査に見る日本の英語教育の現状と課題」 赤沢 真世
「Concept and Methods of Bilingal Teaching : as a case of Lahu Nationality
in Lancanf county Yunnan Province」 余 保華
「日中におけるメディア・リテラシー教育発展の考察
―米加関係の視点に加えて―」 森本 洋介
「Teenager Idolatry in Media World and Educational Stratefies to It」李 凡卓
「日本における女子学生の進路選択に関する研究」 小原 優貴
「The Theoretical and Practical Exploration of Enterprises―Participating
in Vocational Education in China : take the dual system of vocational
education in China for example」 張 燕
最終全体会 16:00〜17:00 (102室)
問合わせ:教育学研究科 生涯教育学講座 准教授 渡邊洋子
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