Date: Sept. 7 Wednesday,2005
Place: Kyoto Univ. Education Bldg. ＃215
1230-1240 Intiroduction 自己紹介
1240-1300 Mori （信州大学） Moriテクニックのイントロダクション、モーツアルト効果への応用
1300-1320 French（オーストラリア，ヴィクトリア大学大学院） Moriテクニックを使った目撃証言研究
1320-1400 実習＆Discussion
http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/mori/profile/profhp-j.html（Frenchさんの紹介もあります）
1400-1４10 Break
1410-1430 Matsuda 単純接触効果と広告効果
1430-1450 Sugimori ソースモニタリングとヒューマンエラー
1450-1500 Discussion
参考
日本心理学会第６９回大会 ワークショップ
偏光フィルタを用いた新しい刺激提示法MORIテクニックの活用方法の実演・実習
企画者 信州大学 守 一雄
司会者 信州大学 守 一雄
話題提供者 信州大学 守 一雄
話題提供者 University of Aberdeen 下鳩 花子＃
話題提供者 信州大学大学院 工藤 弘＃
要旨 "MORIテクニックは偏光フィルタを用いて、２つの異なる視覚刺激を同じスクリーン上に同時に提示し、被験者には２つの刺激があることに気づかれることなく、別々にそれぞれの刺激を提示することができる新しい刺激提示方法である。MORIテクニックは目撃記憶研究に活用されてきた（兼松・守・守,1996; Itoh, Umeda, & Kawaguchi, 2005; Mori, Mori, & Gabbert, 2005）が、社会的比較実験(宮川、2003; Mori, 2004)や、中学生の自己効力感の向上実験（Mori & Uchida, 2005）など、いろいろな心理学実験に幅広く応用できる可能性を持っている。MORIテクニックの有用性・発展性は、2005年1月に目撃記憶や偽記憶の分野の世界的権威であるE.Loftusも加わったシンポジウムで紹介され、すでにイギリス・ニュージーランド・アメリカで活用が始まっている（French, Kinzett, Mori, & Garry, 2005; Gabbert & Allan, 2005）。今回のワークショップでは、MORIテクニックの活用例を報告すると共に、機器を会場に持ち込み、具体的なセッティング方法の実習を行う。