ToM研は、正式名称を「Theory of Mind研究会」といい、子安教授の指導する大学院生と学部生(卒論指導生)を構成員とするクローズドの研究会である。研究会は、学期中の水曜日の午後4時半から約2時間余りの時間をとって開催されるほか、夏休みと春休みに各1回の例会が開かれる。定例の研究会では、@最新論文の紹介、A研究計画・研究の報告の2つのパートに分かれ、その日の活動報告は、「ToM研News」として会員に電子メールで伝達される。
子安研究室は、日本における「心の理論」研究の草分けの地であり、次のような発達心理学、認知心理学等の分野の多くの研究者*を輩出してきた。

*京都大学教育学部/教育学研究科に在籍し、学士・修士・博士の少なくともいずれか一つの学位論文の正指導教官/教員を担当した者

別府 哲(岐阜大学教育学部)
木下 孝司(神戸大学大学院人間発達環境学研究科)
藤村 宣之(名古屋大学大学院教育発達科学研究科)
藤田 哲也(法政大学文学部)
杉浦 健(近畿大学教職教育部)
田村 美恵(神戸市外国語大学外国語学部)
廣瀬 直哉(京都ノートルダム女子大学心理学部)
坂本 美紀(神戸大学大学院人間発達環境学研究科)
坂上 裕子(東京経済大学コミュニケーション学部)
西尾 新(甲南女子大学人間科学部)
石野 秀明(兵庫教育大学大学院学校教育研究科)
郷式 徹(静岡大学教育学部)
明和 政子(京都大学大学院教育学研究科)
田中 久美子(羽衣国際大学人間生活学部)
平沼 博将(大阪電気通信大学人間科学研究センター) 
中間 玲子(福島大学人間発達文化学類)
西垣 順子(大阪市立大学大学教育研究センター)
羽野 ゆつ子(大阪成蹊大学芸術学部)
林 創(岡山大学教育学部)
金田 茂裕(東洋大学文学部)
山縣 宏美(西日本工業大学情報デザイン学科)
福田 みのり(山口福祉文化大学ライフデザイン学部)
鈴木 亜由美(広島修道大学人文学部)
林 美里(京都大学霊長類研究所)
河崎 美保(京都大学高等教育研究開発推進センター)

 

近年の修士論文・博士論文

年度

区分

著者名

論文題目

平成16

修士論文

小川絢子
河ア美保
志波泰子

幼児期における対象の再構成と描画の発達―子どもは2つの異なる見えをどのように統合するのか
算数の一斉授業における他者間発話聞き取りの学習促進機能―異なる解法発表がもたらす効果
3歳児の他者信念および意図の理解についての考察

博士論文

(なし)

 

平成17

修士論文

高橋典生

科学的概念形成過程における体験と知識の相互作用

博士論文

羽野ゆつ子
田中久美子
安藤花恵
鈴木亜由美

拡散的投射によるアナロジー変容―認知研究と実践研究による検討
青年期女子の身体像と健康意識に関する心理学的研究
演劇俳優の熟達化に関する認知心理学的研究
対人場面における幼児の自己調整機能の発達的研究

平成18

修士論文

田村綾菜

児童期における謝罪の認知過程の発達−加害者のことばと表情が及ぼす影響

博士論文

金田茂裕
木下孝司*
広瀬雄彦*

児童の複数解を考える数的思考に関する研究
乳幼児期における自己と「心の理解」の発達
単語の視覚的認知における表記の親近性効果と単語の頻度効果

平成19

修士論文

井上典子
溝川 藍

児童期における論証能力の発達と批判的思考力との関連性
幼児期・児童期における見かけの泣きの理解の発達

博士論文

(なし)

 

*論文博士

 こんにちは、楠見研究室です。BBSで扱われるテーマは、@言語・文章理解、A批判的思考、B社会的認知・意思決定、など多岐に渡り、「人々がどのように与えられる情報を理解し、意思決定を行っているのか」を多様な観点から研究しています。研究室のメンバーは非常に仲が良く研究に熱心で、場所を問わず(e.g. 研究室、教室、実験室、廊下、桜の木の下の喫煙所、居酒屋)で議論を重ねることもしばしばです。学部生から専門の方まで、誰でも参加できる、研究志向の開かれたBBSというセミナーを行っています。興味のある方はどうぞ、ご連絡ください。

文責:こみや&いのはら 編集:つねみ

近年の修士論文・博士論文

年度

区分

著者名

論文題目

平成16

修士論文

田中優子

批判的思考の使用に及ぼす目標と文脈の効果

博士論文

松田 憲

単純接触効果を支える概念形成過程

平成17

修士論文

平 知宏
森本裕子

比喩理解における意味の活性と抑制 :解釈の多様性と知識変容
サンクション行動に関わる諸要因の検討

博士論文

杉森絵里子

メタ記憶におけるインプット・アウトプットモニタリングエラーの規定要因

平成18

修士論文

常深浩平
服部貴大

文章読解時の心的表象構築過程における知覚的・自伝的記憶の役割
数学的問題解決における概念的・手続き的教示の効果

博士論文

小島隆次
米田英嗣

Spatial language understanding based on visual information
物語理解における感情の処理過程

平成19

修士論文

小宮あすか

対人的・個人的状況における後悔:日米比較研究

博士論文

 

 

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 齊藤研では毎週月曜日にMDM (Memory Discussion Meeting) を開催し、研究発表や文献紹介を通じて、認知や記憶の機能とメカニズムに関して広く深く活発な議論を行っています。最近では、高次制御機能(executive function, 実行機能) やその発達、行為の制御や心的推論における作動記憶 (working memory)の役割、身体と言語、情報のバインディングといったテーマが話題の中心となっています。海外からいらっしゃる先生や他学部の方にお話を頂くこともあり、国際色豊かな開かれた研究会です。金曜日には1pintのビールを片手 に、様々な議論が巻き起こるFriday Beerが不定期に企画されます。興味のある方はぜひご連絡下さい。

近年の修士論文・博士論文

年度

区分

著者名

論文題目

平成16

修士論文

 

 

博士論文

 

 

平成17

修士論文

前原由喜夫

他者の心的表象の推測における既有知識の影響と制御機能の役割に関する実験的検討

博士論文

 

 

平成18

修士論文

石橋 遼
木戸口英樹

視覚提示された手の左右弁別課題における運動制約と自己受容感覚処理の影響
日本語非単語による直後系列再生の研究-ポーズ及びピッチの実験操作とエラー分析から-

博士論文

 

 

平成19

修士論文

上野泰治
横尾知子

言語性作動記憶における視覚的な長期記憶の関与
聴覚誘導性フラッシュ錯視における視聴覚統合様式

博士論文

 

 

 

 吉川研究室では、顔や身体に含まれる多様な情報がコミュニケーション過程でどのように利用され,他者理解や他者についての知識形成、意図伝達、行為や感情の制御に役立てられているのかを行動実験を中心とする実証科学的アプローチにより検討しています。人やモノに対する好みがどのような過程を経て形成されていくかを明らかにすることも主要な研究課題として取り上げています。研究会は毎週木曜日に開催され、文献紹介、研究発表、決められたテーマについてのディスカッションなどが行われています。また、他研究科・他大学の先生方や学生の皆さんに講演していただくこともあり、開かれた積極的な活動が行われています。

近年の修士論文・博士論文

年度

区分

著者名

論文題目

平成16

修士論文

野村光江
毛利真介

発話内容の感情価が視線行動に及ぼす効果.
発話に伴う身ぶりが発話理解に及ぼす影響:空間配置の伝達課題を用いて

博士論文

佐藤 弥

知覚前情動処理により知覚を促進する心理・神経メカニズム.

平成17

修士論文

大薗博記
野口素子
溝口るい

欺き遂行・欺き検知スキルと協力性との関係.
表情表出の誇張による情動調整の特性. 
他者感情の推測における視線方向の影響.

博士論文

 

 

平成18

修士論文

木村洋太
中嶋智史

表情知覚に及ぼす自己の表情表出の影響.
未知顔の再認記憶における表情と視線方向の相互作用についての研究.

博士論文

 

 

平成19

修士論文

魚野翔太
嶺本和沙

表情が視線による注意シフトに与える影響.
表情判断課題における順応効果の検討.

博士論文