戦後初期のスポーツ雑誌の誌面上には、「高尚さ」や「教養」を語る編集者や読者の声が確認できる。

スポーツと教養主義は大衆レベルでどのように結びつき、スポーツメディアを成立させたか。このミニ・シンポでは、まず佐藤彰宣(立命館大学非常勤講師)の最近著『スポーツ雑誌のメディア史―スボール・マガジン社と大衆教養主義』(勉誠出版2017年)を素材として、スポーツメディア研究の射程を考える。

 報告者は五輪エンブレム問題からスポーツ史に切り込んだ新著『オリンピック・デザイン・マーケティング―エンブレム問題からオープンデザインヘ』(河出書房新社2017年)がある加島卓(東海大学文学部広報メディア学科准教授)である。

加島報告に佐藤が応答した後、 『働く青年」と教養の戦後史― 「人生雑誌」と読者のゆくえ』 (筑摩書房2017年)で2017年度サントリー学芸賞を受賞した福間良明(立命館大学教授)の司会により、パネル討議、さらに会場討議によって、教養のデザインをめぐるメディア研究の可能性を模索する。

 

 

 

 

日時

平成30年1月21日(日)14:00~17:00

場所 京都大学 教育学部第2会議室
対象 研究者・院生・学生および一般
参加費 無料
問合せ先

佐藤卓己 教授

sato.takumi.5e[at]kyoto-u.ac.jp
( [at] の箇所は@に置き換えてお読みください)