スペインのオヴィエド大学のナタリア・スアレス・フェルナンデス博士が、6月30日 (金) 17:00 から 18:00 まで教育学研究科本館2階中央実験室 (216) にて講演を行います。ナタリアは「学校の宿題は、どうしたら生徒/学生の成績を向上させられるか」について講演します。現在、彼女は東京大学大学院教育学研究科の市川研究室の客員研究員として来日しています。

宿題は、教育において非常に重要であり、同時に議論の分かれるテーマでもあります。多くの方に関心を持ってナタリアの講演に参加していただければ幸いです。

講演前の 16:30 から17:00 に行う気軽なディスカッションへの参加も大歓迎です。

デザイン学大学院連携プログラムのホームページのリンクと講演の要旨(英語と日本語)は下記のとおりです。講演は英語で行われますが、分からない点等については日本語でもご質問いただけます(ナタリアが時々話を止めてその機会を作ります)。
皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

 

日時 2017年6月30日(金) 16:30~18:00
時間

16:30-17:00: 大学院生との議論
17:00-18:00: 講演と質疑応答

※講演等すべて英語で行われます

場所 京都大学大学院 教育学研究科 本館2F 216号室
対象 どなたでもご自由にご参加下さい
参加費 なし
申込

不要

講演者 Natalia Suárez Fernández (The University of Oviedo, Spain)
Abstract

近年、宿題はスペインで論争の的となっている。宿題に対し保護者・教師・生徒/学生が異なる意見を持ち、宿題の意義について議論が行われている。生徒/学生と教師の生活において宿題は慣習である。ほとんどの生徒/学生が宿題を毎日しなければならないが、生徒/学生の課題量、費やす時間、その時間の管理といった彼らの関与が、学業成果につながっているのかどうか、我々には不明である。また、生徒/学生のみが宿題に関与しているのではない。保護者と教師もプロセスに参加しており、彼らの態度や関与度が生徒/学生の宿題の仕方を、引いては学業成果を左右しうる。そこでここ数年われわれが疑問に思い答えを出そうとしていることは、宿題は役に立つのだろうか?義務教育において宿題と学業成果の関係はどうなっているのか?宿題のデザインと宿題に取り組むプロセスの何を変えるべきなのか?といったことである。スペインとポルトガルで、宿題に関する、生徒/学生・教師・保護者にかかわる要因を解明するために異なる調査を複数行った。

 

Nowadays, homework is a debated issue in Spain. Parents, teachers and students have different opinions regarding homework tasks and their usefulness is being disputed. Homework is a tradition in students’ and teachers’ lives. Most students have to do homework everyday and sometimes we do not know if students’ involvement – the quantity of tasks students do, the time they spend on homework, and how they manage that time – is related to their results on academic achievement. Besides, not only students are involved in homework. Parents and teachers also participate in the process and their attitudes and involvement could determine how students do their homework and their academic outcomes. The questions we have tried to answer in recent years are: Is homework useful? What is its relationship with academic achievement in compulsory
education? What changes should we implement in the homework design and completion process? We have conducted different studies with Spanish and Portuguese populations to better understand student, teacher and parent variables involved in homework.

詳細 http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/cogpsy/news/index.html
主催 京都大学デザイン学大学院連携プログラム
世話人 Emmanuel Manalo (京都大学大学院教育学研究科・教授)
問合せ先

Emmanuel Manalo (京都大学大学院 教育学研究科・教授)

E-mail: manalo.emmanuel.3z[at]kyoto-u.ac.jp
※[at] は@ に変更して下さい