教育学研究科生涯教育学講座では、2017年3月27日(月)14時から17時25分まで、京都大学教育学部第一会議室でミニ・シンポジウム「広報と公共性における戦前/戦後の連続と断絶」を開催しました。

 本イベントは、東京大学情報学環助教・河炅珍氏の『パブリック・リレーションズの歴史社会学――アメリカと日本における〈企業自我〉の構築』(岩波書店)が刊行されたことを契機として、研究者、院生・学生、ジャーナリスト、一般を対象に「広報」研究の最新の成果を報告・検討することを目的に開催されました。討論者としては、戦前の満洲国における弘報文化活動に詳しい筑波大学助教・白戸健一郎氏を迎えて討議しました。

 冒頭で、佐藤卓己が趣旨説明と「宣伝・広報・広告」をめぐる概念の変遷など論点の整理を行い、白戸氏の報告に続いて、河氏の応答、会場からの活発な質疑が行われてました。広報研究の国際比較研究を発展させる上で重要な視座を得ることができました。

 当日は、一般市民のほか、本学院生、神戸大学の学生、京都外国語大学、防衛大学校の教員、本学出身の高等学校教員など14名が参加し、盛会のうちに終了しました。

趣旨説明する佐藤卓己教授
パネルディスカッションの様子